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インプラントのご相談

インプラントのよくあるご質問

Qインプラント治療は痛くないのですか?

Aインプラント手術では歯茎を切開して縫合しますが、もちろん麻酔下で行いますので痛みを感じることはありません。術後しばらくは痛みを生じることがありますが、鎮静剤が処方されますので安心してください。
個人差はありますが、インプラント手術後、1~2日もすれば鎮静剤も必要なくなることが多いようです。

Qインプラントの義歯の見た目は自然ですか?

Aインプラントの義歯は、入れ歯やブリッジなどの従来の方法と比べてもたいへん自然な見た目を実現できます。インプラント治療ではアゴの骨に人工歯根を直接埋め込むため、針金などを使用して固定する必要がないのが特長です。また、義歯の形状や色合いも、専門の歯科技工士が患者さん一人一人に合わせて調整しますので、自前の歯に限りなく見た目を近付けることができます。

Qインプラントを入れると、何でも噛めるようになりますか?

A入れ歯などと異なり、インプラントは限りなく自前の歯に近い噛み心地を実現できると言われています。リンゴやフランスパンなど、入れ歯では噛みにくいものもストレスなく食べられるようになったとの患者様の声もあります。また、口腔内の違和感、異物感も少ないのがインプラントの特長です。

Qインプラントは周囲の歯に影響を与えませんか?

A周囲の歯にバネをかけて固定する入れ歯や、周囲の歯を削って器具をかぶせるブリッジと異なり、インプラントは周囲の歯とは独立しています。インプラントは骨に直接埋め込むものなので、周囲の歯を固定に使用する必要がないのです。これはインプラントの大きな利点の一つです。
ただし、治療後のホームケアを怠り、インプラント周囲炎を発症してしまうと、インプラントの土台の歯茎と骨のみならず、周囲の健康だった歯や歯茎、骨にまで影響が及ぶことがあります。このため、インプラント治療後は常に丁寧なケアを欠かすことができないのです。

Qインプラント手術は全身麻酔で行うのですか?

Aインプラント手術は局所麻酔で行うのが一般的ですが、大規模な歯科医院などでは、専門の麻酔科医と連携して全身麻酔による手術を行っている場合もあります。比較的大規模な手術になる場合や、パニック障害をお持ちの患者様の手術の場合、全身麻酔の適用は決して有り得ないことではありません。
また当院では、同様に麻酔科医と連携し、静脈内鎮静法という治療法を用いてインプラントを行う場合があります。静脈内鎮静法は、全身麻酔と違って術中も患者様の意識はありますが、薬物の効果で恐怖心や痛みを抑制することができます。単に手術が怖いだけであれば、全身麻酔ではなくこちらの方法で十分かもしれません。
いずれの方法を選択するにせよ、事前に歯科医師から費用やリスクなどの説明を受け、十分に相談した上で選ぶようにしましょう。

Qケガで歯を失った場合にもインプラントはできるのですか?

Aもちろん、交通事故やスポーツでのケガなどの外傷で歯を失った場合でも、インプラントを適用できることがほとんどです。こうした外傷の場合はアゴの骨を骨折してしまうケースも多いですが、アゴの骨が部分的に欠損してしまった場合でも、骨の移植や造成術を併用すればインプラントを適用できる可能性があります。
なお、外傷によってアゴの骨を3分の1以上欠損してしまった場合、医療機関の規模など多くの制約はありますが、保険適用でインプラント治療を受けられる可能性もあります。

Q金属アレルギーがあるのですが、インプラント治療を受けられるでしょうか?

A金属アレルギーといっても、全ての種類の金属に対してアレルギー反応を生じるわけではありません。インプラントに用いられているチタンという金属は、生体親和性が高く、人間の体に害を及ぼしにくいという特長があります。したがって、チタンにアレルギー反応が出るケースは稀であるといえます。
とはいえ、もしチタンアレルギーをお持ちの場合は、残念ながらチタンによるインプラント治療はできません。事前にパッチテストなどを受け、どの種類の金属にアレルギー反応が出るのか特定する必要があります。

Q万一インプラントがダメになったら、再度の治療は出来ないのですか?

Aインプラント周囲炎などによってインプラントが欠損・脱落してしまった場合でも、アゴの骨の再生治療などを経た上で、再度のインプラント治療を行える可能性もあります。諦めずに歯科医師に相談してみてください。

Qインプラント治療後はMRI検査が受けられなくなると聞いたのですが…

Aチタン合金を用いた通常のインプラントであれば、MRIなどの検査に影響を及ぼすことはありません。しかし、マグネット・デンチャーと呼ばれる、磁石の力で義歯を固定するタイプのインプラントの場合、MRI画像に乱れが生じる可能性があります。マグネット・デンチャーの使用を検討する場合、この点も含めて歯科医師から詳しい説明を受けるとよいでしょう。

Qインプラント治療は子供でも受けられるのでしょうか?

A子供の骨は成長途上にあるため、骨に人工歯根を埋め込むインプラント治療には適しません。骨が十分成長していない年齢でインプラント手術を行うと、埋め込んだ人工歯根の部分が浮いてきてしまったり、周りの歯並びにも悪い影響を与えることが多いのです。親知らずを除く永久歯が生え揃うのは16歳前後と言われていますが、永久歯が生え揃った後もアゴの骨自体はまだ成長を続けている場合があります。インプラント手術を行ってもよいと判断される一般的な目安は、身長の伸びが止まる18歳~20歳頃でしょう。
もし、子供の内に歯を失ってしまった場合は、インプラントが可能な年齢に達するまで、部分入れ歯などの治療法で歯並びの隙間を埋めておくことが非常に重要です。そうしなければ、歯の無くなったスペースに隣の歯が倒れ込んでくるなど、歯並びへの重大な悪影響が出る可能性があります。必ず歯科医師に相談するようにしてください。

Q妊娠しているのですが、インプラント治療を受けても大丈夫でしょうか?

A一般に、妊婦さんはインプラント治療を避けるべきと言われています。アゴの骨に人工歯根を埋め込むインプラント手術は、抗生物質や痛み止めの処方なしには成り立ちません。妊娠中にこうした薬が胎内に入ることで、胎児に悪影響を及ぼしてしまう可能性がありますので、無事にご出産を終えるまでインプラント治療を受けるのは待った方がいいでしょう。また、ご出産後も、母乳を通じて赤ちゃんに影響を与える可能性があるため、授乳が終わるまでインプラント治療を受けるのは控えてください。
なお、妊娠中に歯を失ってしまった場合、インプラント治療が可能になる時期まで、部分入れ歯など適切な治療法で歯並びの隙間を埋めておくことが大切です。

Q高齢者がインプラント治療を受けても大丈夫でしょうか?

A高齢者は代謝能力が低下し、身体の自然治癒力が弱っている場合が多いため、インプラント手術による体力の消耗が若年の方以上に健康状態に響くことがあります。また、手の運動機能や認知能力に低下が見られる方の場合、インプラント治療後のホームケアを自ら行うことも困難になります。
 とはいえ、必ずしも高齢の方がインプラント治療を受けられないわけではありません。まずは歯科医師に相談し、必要な検査を受けてみてください。

Qアゴの骨が欠損していてもインプラント治療を受けられますか?

A歯周病や怪我によってアゴの骨が一部失われてしまっている場合でも、骨の自己移植や再生治療などの方法を併用することで、インプラント治療を受けられるようになる場合もあります。諦めずに歯科医師に相談してみてください。

Qインプラントは保険診療が適用されないと聞いたのですが……

A原則的にはその通りですが、例外的に保険が適用される場合もあります。腫瘍や骨髄炎など一定の病気や、事故による外傷によってアゴの骨の3分の1以上が失われてしまった場合、保険適用の可能性があります。また、普通の歯周病や加齢によってアゴの骨が欠損してしまった場合は対象外ですが、先天性の疾患や骨の形成不全による場合は保険適用されることが有り得ます。
 ただし、保険治療は、国の定める厳密な条件を満たし、国の認可を受けた医療機関でしか受けることができません。いわゆる町医者的な歯科医院ではインプラントの保険治療を受けることはできないと思っておくべきでしょう。

Qインプラント手術に失敗はないのですか?

A今ほどインプラント治療が一般化していなかった頃は、手術時に血管や神経を損傷してしまう医療事故も報告されていました。しかし、現在では医療技術の向上や術式の普及により、手術の失敗例は極めて少なくなっています。
 インプラントの技術は今も進化を続けており、手術を行う歯科医師や、義歯を作る歯科技工士は、日々最新の知見の習得と技量の向上に心血を注いでいます。歯科医院で十分な説明を受けた上で、安心して治療を受けるようにしてください。

Qインプラント治療後のホームケアを怠るとどうなるのですか?

Aインプラント治療後は、それ以前にもまして歯周病の対策に注意を払う必要があります。口腔内ケアを怠ると、インプラントの周囲に歯周病と同じ症状が起こり、「インプラント周囲炎」という恐ろしい病気を発症する可能性があります。インプラント周囲炎が進行すると、人工歯根を埋め込んでいるアゴの骨にまで炎症が到達し、インプラントが脱落してしまったり、他の歯にも影響を及ぼしてしまったり、血液や唾液を通じて心臓病などの内臓疾患に繋がる可能性すらあるのです。
 これを防ぐためにも、通常の歯磨きに加えて歯間ブラシやデンタルフロスを活用し、こまめなホームケアを行うようにしてください。

Qインプラント治療が終わったら、もう歯科医院に行かなくていいのでしょうか?

Aインプラント治療の完了後も、歯科医院で定期的な検診を受けるようにしましょう。インプラントには神経が通っていないため、何らかの病気が進行していても自覚症状が出るのが遅いのです。定期検診によって口腔内の健康状態や噛み合わせ、インプラントの状態をチェックしてもらうことが大切です。
 また、日頃のホームケアを丁寧に行っていても、歯の隅々には磨ききれない歯垢が誰でも溜まってしまうものです。歯科医院で「PTMC」と呼ばれる歯のクリーニングを定期的に受けることで、歯周病など重大な病気の発症を事前に防ぐことができます。

Q自宅が遠いのですが、インプラントを受けることはできますか?

Aもちろん可能です。
八王子にお住まいの方はもちろん、山梨県の上野原市や大月市、甲府市といった近隣の県からもご来院いただいております。
また、当院の隣に京王プラザホテル八王子がありますので、宿泊を伴うインプラントも可能です。